アメリカナイズ

今、家来(?)の博士課程の学生さんに細胞の数を数えてもらっているんですが、数えたら何%がポジティブだったか計算してねとお願いすると、な、なんとちゃんと%がでてるじゃないですか。。。

1回計算の仕方を間違って書き直した後があるものの、その後、正しいやり方に気づいたようで、ちゃんと計算があってました。
で、もしかして、彼って秀才?って咄嗟に思ってしまったんですが(笑)これって、アメリカナイズされすぎ??

この前のローテーションで来ていた、博士課程の子は、50倍希釈の溶液を1リットル作ってねとお願いすると、1リットルが何ミリリットルかわからなくて作れなかったのです。

飛び級で医学部に進むつもりの超秀才大学2年生の子は、エタノールメタノールの違い(存在?)を知らなかったんです。来年から医学部で専門知識を習い始めるのに、そんなことで大丈夫なのか。。。

夏休みにラボに働きにくる高校生達は、生粋のアメリカ生まれアメリカ育ちのはずなのに、夏休みの宿題でペンギンブックスを読まされてるんです。ペンギンブックスですよ。高校生にもなって、なんで普通の本が読めないのか。

ね、%の計算ができるってかなり凄くないですか?
アメリカ、バカにしすぎ?(笑)でも、ここで彼らと接すると、本当に笑えないですよ。