論文書き、つづき

ワードのバージョンが違うだの、EndNoteのバージョンが違うだの、よくわからない理由をいっぱい並べ立てて、結局、ボスには色付きで論文を直してもらって、その後、自分のファイルは自分で直すということになんとか落ち着きました。で、戻って来た、直し。
日本人の英語と本当の英語は違うのよ、とか、
論文はinterestingに書かないとダメなのよ、とか、
あなたの英語は全然ダメね、とか、
いろいろいわれてた割には、
ボスが自分で書いた文章は一文もなし。自分の専門でないことについて、もし下手に書いて間違っていようものなら、私から激しいつっこみが入るのを知っているからでしょう。
文章の順番を変な風に変えてパラグラフの意味がわからなくなっているところが数カ所。もちろん、全部、無視しました。
あとは、theが入ってたり、抜けてたり。ボスが前に変えたところがまた私が最初に書いたように戻ってたり。
はっきりいって、私からすると、ほとんど変わってないという印象でしたが、そのtheが入る入らないとかが多分、英語にはすごーく大切なんでしょう。その辺は,ほんと日本人には一生わからないですね。
私としては、気の利いた文章を入れてもらったり、ちょっと考察を年の功でかっこよくしてもらえると有り難かったのですが、その辺はどうでもいいらしい。
とりあえず、今日もまた、少し手直しした原稿を渡したら、ロジックはいいけど、英語がねえ。。。というコメントだったので、英語については一言いいたい人のようです。
ロシア人の同僚にちょっと愚痴ってみると、私の論文なんか自分で書いた文章、一個も残ってなかったよとなぐさめてくれたので、ちょっと気が晴れました。
多分、計画も実行も論文書きも勝手にやっちゃったので、英語でちょっと威張りたいのかもしれません。
ほんと、好き勝手なことさせてもらったので、ちょっとは威張らせてあげましょう。