で、一般人はどうすればいいの?

日本を脱出して早3年、アメリカに来て1年。
幸運にも日本の新聞やTVの洗脳を受けずにすんでいるせいか、(特に下流の立場としては)コイズミをなんとかしなきゃという想いは強くなるばかりです。
政治家、経済、政治学者の方々のブログやホームページを読んでみても(興味のある方は、リンク集のページを読んでみてください。)、みなさん考えていることは非常に似通っています。で、みなさん、一般人がたちあがらなければ、と仰っています。でも、で、私たち一般人はどうすればいいのでしょう?
私にはまず平日に仕事を休んで、NYまででかけていって、登録しなきゃいけないという壁を乗り越えられず、選挙権がありません。
でも、もし、あったとしても、どこに投票すればいいの?
日本にいた時は、水島広子さんという政治家がいるという理由で、自分の選挙区の候補者は好きではなかったけど、ずっと民主党に入れてました。社民党ももう少し論理的、大局的に物事が見られるようになれば投票してもいいのですが、なかなか難しいところです。共産党に投票することは回り回って自民党を助けるようなものなので(小選挙区では死に票は結局自民党に投票しているのと同じことです)、それも選択肢になりません。
で、今、マエハラですよ。マエハラ。
もう、民主党にも投票できませんね。だって、自民党よりももしかしたらひどくなるかもしれないですから。

一般人の洗脳が解けて、もし本当にみんなが政治を変えたいと思ったとき、でもその受け皿はどこにあるのでしょう?本当に頭が痛くなる問題です。

最近、私の中では亀井さんの評価が上がっていますが、彼に誰かイメージ戦略を忠告できる人はいないものでしょうか。ただでさえ、もともと警察官僚だし、あの固そうな(?)風貌。そして、彼のホームページを見るとやはりひいてしまいます。日本のことを本当に考えてくれる政治家が政治をやるべきですが、昭和初期のようなイメージの愛国心を全面に押し出すやり方は一般の人をひかせるだけで、あまりプラスにはならないと思います。