はじめまして。

アメリカNY郊外で日雇い(年雇い?)研究者をしているあみです。
大学を卒業して、当然のように大学院に進み、超氷河期の就職活動の大変さ、就職してからの女の大変さなどを耳にするにつれ、ラッキーと思ってるうちに、大学、高校時代の女友達はみーんな大学の先生かお医者さんの奥さんに収まって、、、しまった、、、一人負け犬&負け組という状態の女(やっと本厄抜けました)です。こんな下流生活まっただ中にいる私でも奥様から見ると自分のキャリアで好きなことをしていると思われるせいか(他の人だってみんな自分の仕事を続けたかったのに、泣く泣く仕事をやめて家庭に入ったという人が大半です。)、だんだん友達との間にも壁ができつつあるのをひしひしと感じます。

最近、操り人形コイズミのおかげで日本は大分変貌していますが、アメリカに住んでると、本当に日本のシステムはすばらしいと思うことばかりです。日本のすばらしいシステムを壊して、アメリカの最悪システムにするなんてほんともってのほか!!です。

でも、負け組女から見ると、これが少し違います。
日本では公務員削減の元、若手研究者の職をどんどん減らすという政策を行っていますので、コネもない女の私がこの不景気に日本で日雇いでない研究者になれる確率は限りなく0に近いのです。
企業の職も就職活動すればあるにはあるでしょうが、博士を持つ30超えた女新入社員になる自分の姿、、、想像しただけで恐ろしいものがあります。

アメリカではまず、博士をもった女で企業で働いている人もたくさーんいるので、その道もあり。
大学の日雇いでない職も日本人&女というハードルはあるにしろ、業績次第で不可能ではないと思います。
また、パートタイムとフルタイムの差が基本的にないので、日雇いの私でも大学の健康保険、年金に加入できますし、給料も少しずつだけどあがって行きます。だから、貧乏を覚悟するなら、ずっとパートタイムで生きるという選択もありだと思います。まあ、ものすごーい貧乏ですけどね。。。

こんな貧乏人は死ねという国で老後を送るのは嫌だ!!でも日本には生きて行く術がないぞ。
これは奥様になるという選択をしなかった自分への罰だ。。。ぐるぐるぐるぐる(ちょっとリリーフランキー風味)

日本かアメリカか、その辺がこの日記のメインテーマになる予定です。